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ぱらぼに

大切なものを学んだアルバイト

僕は高校時代のアルバイトで、お金では買えない大切なものを学びました。

高校2年の夏休み、1日だけ引っ越しのバイトを経験しました。

引っ越しのバイトは、新人を新人扱いしてくれません。

といいますのも、毎回働くメンバーが違うので、誰が新人で誰がベテランなのかすらわからないんです。

まだ高校生で社会人経験のなかった僕は、現場で怒鳴られ続けました。

ガテン系の強面の先輩方に、胸ぐらまで掴まれ、殴られるのではないかと思ったほどです。

これを読まれている方は、「お前一体どんなミスをしたんだ?」と思われるかもしれません。

大きなミスはしていません。

ただベテランの人たちに比べて、僕の動きが合理的ではなかったんです。

先輩方の動きを見ながらそれを真似して動いていたので、無駄の多い動きだったんだと思います。

そのため、何度も何度もケンカ腰で怒鳴られました。

さらには、日差しの強い日でした。

炎天下の中重たいものを運び続け、脱水症状になるのではないかというくらい汗だくになりました。

1日バイトが終わるころには、身も心も心底疲弊してしまいました。

苦労して働き、日払いで貰った給料は6500円でした。

それはとても「重たいモノ」でした。

僕の中でその瞬間に、6500円の価値が定まったんです。

6500円を稼ぐには、これほど大変な思いをしないといけないのだと身をもって知ることができました。

その重みを、僕は一生忘れることはないでしょう。

人生の中で、お金の価値を身をもって学べる経験というのは、決して多くはありません。

僕は17歳のあの日、引っ越しのバイトをして本当に良かったと思っています。

なにせ、お金では買えない大切なものを学べましたから。

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最終更新日:2017-01-14 10:18

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